テニス肘
あなたはこのような症状が出ていないでしょうか?
物を持ち上げる際に肘が痛い。
車のドアや瓶を開ける時に肘が痛い。
手を伸ばしたり曲げたりする際に痛みが走る。
このような症状が出ている場合はテニス肘の可能性があります。
重症の場合はシャツを着たり髪をとかしたりする際にも痛みが走りするのが困難になります。テニス肘は30〜50歳の成人や手首や腕の動きを繰り返す職業、ラケットを使うスポーツに出やすいです。
テニス肘に関する当院の考え
テニス肘とは肘の関節を痛めてしまっている状態のことで症状が軽ければ痛みを感じたりはしませんが、肘を動かすたびに痛みが生じてしまいます。テニス肘が起こる原因としては肘を曲げたり伸ばしたりを頻繁に行ったり、捻る動作を行うことでテニス肘になってしまいます。肘の曲げ伸ばしや捻る動作はテニスのプレイでどちらも頻繁に行う動作であり、また捻る以外にラケットの重量と返球する動作も加わり、テニスをする選手に多く発症します。その為テニス肘と呼ばれています。また物を持ち上げる動作を頻繁に行なっていてもテニス肘になってしまいます。
テニス肘を放っておくとどうなるのか
テニス肘は初期の段階では症状が軽いですが何らかのきっかけで症状が悪化することがあります。
主な原因としてはテニス肘となった動作、例えば重い物を持つ動作や捻る動作を繰り返すことです。他にも糖尿病や甲状腺の病気を持つ人は悪化がしやすいです。一度悪化すると慢性化してしまい、痛みが引いてもすぐに戻ってしまったり、治すために何ヶ月も安静にしなければならなくなったりします。痛みの度合いが酷くなり日常生活に支障がきたすようになってくると、最悪の場合手術が必要になります。仮に手術をしても再発の危険性があるため、肘に負担をかけないように生活する必要があります。
テニス肘の改善方法
テニス肘は基本肘に負担をかける動作の繰り返しで起こるためなるべく腕を使わない保存療法が重要です。肘に負担をかける動きが症状を悪くするので重要になってきます。肘を動かしたりして症状がひどくなると炎症して肘に熱がこもったりします。そのまま放置すると炎症が広がって痛みが増すので患部を氷などで冷やして炎症を抑える必要があります。肘の周りの筋肉が硬いと硬くなった筋肉が肘に負担をかけるためストレッチで筋肉を伸ばしてやると良くなります。軽い痛みの時は鎮痛剤や湿布で痛みを取り除いたり、強い痛みなら局所麻酔やステロイドで痛みがひきます。ただ筋肉が硬いままなので根本的な解決にはならないです。
テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは
当院ではテニス肘に対しての施術では筋肉の硬さをとったり炎症している場合は炎症を抑える施術メニューがあります。テニス肘は、グリップを握ったり、手首を動かしたりする筋肉である長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋の3つの筋肉と関係性が高くこのうち、特に短橈側手根伸筋の腱への負荷が重なり、痛みが発症する場合が多くあります。これらの筋肉に鍼を使って刺激をしていったり、EMSといった電気治療器を使っていったり、また手の施術に特化した手の極みといった自費治療もあります。動きを固定する場合はテーピングやサポーターも販売しております。
その施術をうけるとどう楽になるのか
EMSといった電気治療器は痛みの閾値を変化させて痛みを和らげる効果があり、手の極みは硬くなっている筋肉をほぐし肘への負担を減らします。
鍼治療をすることによってマッサージなどでは届かない筋肉をゆるめます。また東洋医学ではこういったケースの場合、気や血の巡りが悪いことを原因のひとつと考え、気は経絡を流れる生命エネルギー、血は血液循環を意味し、気・血の巡りが停滞すると身体にさまざまな不調が起こります。そこで経絡上に存在するたくさんのツボ(経穴)にアプローチをかけて、気・血の巡りをよくします。その結果、痛みなどの症状も和らいでいきます。
軽減するための施術頻度は
テニス肘を改善するためにはどの程度の症状かにもよりますが、症状が辛い場合は毎日でもいいので来ていただきたいです。特にテニス肘が発症してまもない時はなるべく早くに施術をして症状を緩和することが後々の状態の変化に関係してきます。当院では他にも様々な症状に対応してますのでほかにお悩みがありましたらぜひご相談ください。